この度の戦国BAR~禁酒令バージョン~では各長宗我部一族とその家臣の名前のついた
ドリンクをご提供致しましたが、このドリンクには壮大なストーリーが詰め込まれているのです。
当日お知らせ出来なかったそのストーリーを、
戦国BARでメニューを考案されました、女流歴史プロデューサー六龍堂こと早川知佐さんに
お答え頂きました!!
「国親〜南国トロピカルないごっそう〜」
国親は長宗我部を再興させた人物という面からか、
どうしても土佐の強い男を表す「いごっそう」のイメージが強いのです。
青い海と、南国の風。そして、豪快さ。
これが私の国親のイメージでしたので、ブルーキュラソーとライチを
グレープフルーツで割ってみました。
豪快さを担当するのは、大きなパイナップル。
そう、ノンアルコールのチャイナブルーなのです。
ほら、長宗我部の先祖は、秦の始皇帝だというらしいですから!
「元親〜土佐七郡を包む青い海〜」
元親といえば、土佐平定、四国統一のイメージ。
そして、私にとっては土佐に来るきっかけとなった人物です。
土佐のイメージは、私にはやはりきれいな青い海でしたので、元親はすぐに
カラーを青にしようと思っておりました。
それも、透明な青。
土佐七郡を平定したというところから、7種のフルーツで七郡を表現。
それらを、海の青と元親の勢いを表す炭酸とで包み込んだのです。
今回使ったフルーツは、ほとんどが高知県産なのです。
生のフルーツを使ったおかげで、とてもきれいな色合いになりました!
「信親〜さくら散った美しき若殿〜」
信親という人のイメージは、とにかく美しい。
そして、若くして散った儚さもイメージの中に大きいし、戸次川の戦での
猛烈果敢な戦いぶりというのも印象が強かったのです。
儚さという部分は、私の中で桜という花とイコール。
そして、彼の情熱を表す赤はクランベリー。
それらを、勢いを表す炭酸で割っています。
大事に育てられたという信親の、ちょっとお坊ちゃんな感じを表すのに
トッピングはメロンを皮付きのまま使ってみました。
「盛親〜3つの人生を生きた武将〜」
土佐での御曹司としての人生、京都での敗軍の将としての人生、そして
大阪の陣で“武将”として生ききった人生。
私の中で、盛親という人物は3つの顔を持っていました。
なので、ピーチ、クランベリー、パイナップルの3つのジュースを
混ぜ合わせて作るこのレシピを採用したのです。
そうしたら…なんときれいな夕日色になったのです!
長宗我部が最後に居城とした浦戸城から見える夕日の沈む海の色なので、
土佐の小夏を輪切りにして、沈む夕日に見立てました。
このドリンクに込めたストーリーは、一番のお気に入りです!
以上は、2年前の長宗我部100%Barで作ったレシピを、
少しアレンジはしたものの完全再現させております。
というか、この4人のレシピはこれ以上のものが出来ないと思ってます(笑)。
そして、以下が今回のフェスの為に作った家臣たちのカクテル。
「親泰〜兄を支えた赤き情熱〜」
元親の弟である親泰は、私の好きな武将でもありますv
なので、色々と悩んだのですが…やはり兄である元親とおそろいにしたいと
思っていたので、同じ7種のフルーツを使いました。
色は本当に迷ったのですが…結局のところ、彼の残されている陣羽織の
色から、赤を採用してクランベリーを炭酸で割っております。
結果オーライなのですが、元親よりぐっと大人っぽくって
落ち着いた味になったのです(笑)。
冷静なイメージのある親泰っぽくなったと、満足しています!
「隼人〜土佐一番の猛将は、若殿と共に〜」
福留隼人のイメージは、とにかく猛将。
この人をノンアルコールで表すのは…それはそれは難しかったです…。
なので、猛々しさではなく、信親の傅人としての面から、信親と共に
散った戸次川のイメージで作りました。
さくらで散り様を、グレープフルーツで苦みを、炭酸で勢いを表現。
結果、見た目がかわいらしくなってしまってしまいました。
次回、もう少し猛々しさを表現するレシピを考えたいと思っています。
「忠澄〜神官と武将、二つの顔を持つ男〜」
とにかく、どこかに土佐産の紅茶のレシピを入れたい!と思っていたところ、
ちょうど以前頂いたのが四万十の紅茶であることに気が付いて、
中村に縁のある忠澄に使おうと思いました。
セパレートティという、グレープフルーツと割るこのドリンクは
私がとても好きなレシピなのですが…色の地味さから今まで出さずに
いたのですが、申し訳ないことにどうにも地味なイメージのある
忠澄には、いっそピッタリなんじゃないかと思ったのです。
すっごい地味な色ですが、堅実な美味しさです(笑)。
ただ、トッピングにもう少し工夫がしたかったなぁ…というのが反省点。
もし、来年もこの戦国Barをやる機会を頂けるのなら、家臣にもう少し
力をいれたいと思います!
来年まで、もう少し勉強しておかないと!

写真は左から、「国親」「元親」「信親」「盛親」「親泰」「隼人」「忠澄」。
ありがとうございました。
「来年も」と、力強いお言葉を頂きましたので、
これは期待大ですね!
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